現病歴の問診を行なっていると、過去の足関節捻挫について質問されることはよくあると思います。実際に評価をしてみると左右で安定性に違いがあったり、アライメントが異なったりすることがあると思います。

しかし、ここでただの評価で終わらせるのではなく、この評価結果をどう解釈するかがリハビリにとって重要なことです。皆さんが普段臨床で行っている“評価”は、一体どういったものでしょうか?

整形外科領域においては、『整形外科テスト』と呼ばれる各部位、各疾患に特異的な評価方法が存在します。当然、評価方法として整形外科テストを用いることは重要ですが、皆さんは普段、この整形外科テストの結果をどのように解釈していますか?

そこで今回は、足関節・足部疾患をピックアップして整形外科テストの方法とその解釈について説明したいと思います。

足関節・足部疾患の評価についての深堀り解説!

1足関節安定化機構の評価

足関節に限ったことではないですが、効果的かつ効率的な治療の達成には、多角的な視点と適切な評価が必要となります。足関節では、損傷組織によって症状は異なり、関節の構造的な不安定性の程度も変化します。

それでは、『関節が安定している状態』とはどのような状態を指すのでしょうか?

これには『静的安定機構』と『動的安定機構』を分けて考える必要があります。

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