令和2年!!
今年も動きと痛みLabは、本物の臨床家をお招きし、臨床に役立つ知識と技術だけを皆さんにお伝えしたいと思っています。

そして、今年初めのセミナー
2020年1月11日(土)作業療法士で最も有名な山本伸一先生の実技セミナーが、運動と医学の出版社のセミナールームで行われました。

今回のレポートでは、山本先生の講義内容にも触れながら報告します。

山本先生は、受講生にこのような質問をされていました。
「我々の業界は、本来あるべき姿は何ですか?」
「今の医療職者は、本来あるべき姿からズレていませんか?」

皆さんは、いかがでしょうか?
そして、皆さんはどのように考えていますか?

山本先生は「医療職者の本来あるべき姿は、『技術』あってこそ」と考えていらっしゃいます。

そんな山本先生が、
「脳卒中患者さんは、何年経っても良くなる!!」
とおっしゃっていました。

皆さんは、脳卒中患者さんの上肢機能について諦めていませんか?
どうすれば、患者さんが良くなるのでしょうか?
例えば、患者さんに「買い物に行きたい」と言われて、ただ買い物に行く練習を行えば、患者さんは良くなりますか?
それは、たぶん違うと思います。
我々セラピストは、運動学・生理学・解剖学等の医学背景としての知識を持ちながら、患者さん一人一人の機能を把握することが重要です。

今回のセミナーでは、
『臨床でよくある障害像の理解』、『CVA対象者における上肢機能問題の整理』、『上肢治療の原則』について、実技を踏まえてとても分かりやすく説明して頂きました。

皆さんは、脳卒中の患者さんの肩関節痛に悩むことはないですか?
今回のセミナーで、臨床に多い脳卒中患者さんの肩関節の痛みについて色々なタイプがあることがわかりました。
例えば、『インピンジメントPain』、『ストレッチPain』『神経圧迫Pain』などがあります。
その際にどのようなことを診るか?を細かくデモを通して学ぶことが出来たと思います。
受講生の皆さんも実際に『肩の変化』をご自身の体で実感して頂けたのではないでしょうか?

講義の最後には、山本先生の治療動画を見させて頂きました。
「受講した皆さんは、2回の治療であんなに変わるんだ!!」
「卵焼きを焼けるようになるんだ」
と、驚きが隠せなかったと思います。

山本先生がおっしゃっていたように、変化を出すためには、継続的に学びながら実技の練習することが大切になります。
これからも動きと痛みLabでは、こうしたセミナーを通して、受講生自身にも変化を実感して頂きながら、臨床に役に立つ知識と技術を伝えていきたいと思います。

山本先生、情熱ある楽しい講義をありがとうございました。

【山本伸一先生 語録】
我々は、何年経っても学び続けないといけません。
悩む患者さんが居る限り、ゴールはありません。
必ず、初心の気持ちを忘れずに学び続けてください。

投稿日:2020年2月7日