2019年7月28日(日)損保会館でプロ中のプロが教える『膝』『肩』『腰』の評価と治療〜各部位について臨床でよく診る疾患を伝授します〜を開催しました。

講師は、今屋健先生、八木茂典先生、園部俊晴先生で、今屋先生が『膝』、八木先生が『肩』、園部先生が『腰』で、臨床に多い症状について解説して頂きました。

先生方が説明して下さった疾患は、病院・クリニックで最も多く遭遇します。むしろ自分のご家族も遭遇していたり、遭遇するかもしれません。
そんな多い疾患を症状別に分けて評価し、どう治療するかを分かりやすく解説して頂きました。

そんな先生方のセミナー内容を簡単にまとめましたので、ご覧ください。

今屋健先生

『膝関節疾患に対する治療技術~間違った方法で治療していませんか?~』

今屋先生は、臨床現場でよく遭遇する現象について、どう解釈すれば良いのかを実際の症例を用いながら説明してくれました。

私も講義を聴きながら、『確かにこの現象、良く病院で遭遇する!』と思いながら受講していました。

今屋先生は「理学療法士だから出来ることが大切」と受講生に伝え、様々な臨床の話をしてくださいました。私は特に、トレーニングのやり方の奥深さがとても勉強になりました。
例えば、よく見る「ケツ出しスクワット」は、どこを鍛えているのか?
大腿四頭筋を鍛える時は、本当にケツ出しで良いのか?
もっと良い方法はないのか?などスクワットにもやり方が多く存在することが理解できました。

療法士だから出来る『技術』を身につけてこそプロフェッショナル。カッコいいです。

本当に自分の行っているアプローチは有効なのか?
誰かが言ったことだけをしていないか?
そう感じたら、是非今屋先生のセミナーに参加してみてください。普段の臨床の疑問についても、丁寧に答えてくれますよ。

八木茂典先生

『機能解剖に基づいた肩関節拘縮の理学療法』

八木先生は皆さんもおそらく苦手な肩関節について、わかりやすく解説して頂きました。
特にスライドの写真は、受講生にわかりやすく伝えるために独自に撮られており、受講生からも「わかりやすい」という声を頂いております。

八木先生の講演で私がとても印象に残った言葉が、『肩関節の患者さんは、リハビリ室に入って来た時から状態は把握出来る』と言ったことです。
例えば、肩を下に下げながら来る患者さんの状態はどう把握するのかなど、詳しく説明して頂きました。

このような知識を身につけて問診すると、病態を予測することができます。特にクリニックなどで時間が限られている場合は、問診から狙いをつけられますので、患者さんの機能改善により貢献できるようになると思います。

機能解剖学の視点から、臨床症状を紐解き、どうアプローチをしていくかを分かりやすく解説して頂きました。毎回発見の多い八木先生のセミナー、皆さんも是非参加してみてください。

園部俊晴先生

『腰痛の評価と治療』

園部先生は、腰椎の伸展時痛の解釈についてでした。この伸展時痛は、臨床現場で最も多く経験し、私も本当に苦手でした。しかし、園部先生は伸展時痛の多くは3つに分類され、その評価方法から何が痛いかを明確にするための手順を説明してくださいました。

この手順を明日からの臨床で繰り返し、仮説検証作業を習慣化したいと思います。
とてもわかりやすく、また普段、園部先生が臨床でどう行っているかを見せて頂きながら学べました。皆さんも是非、参加してみてください。

コラボアンサー

今回のコラボアンサーでも会場から多くの質問を頂き、臨床に役立つ内容がたくさんありました。

特に『膝蓋骨がなかなか動かない患者さんに対してどうアプローチしているのか?』の内容に関しては、今屋先生、八木先生、園部先生の考えを聞かせて頂きとても勉強になりました。

これからも『患者さんを良くするために、そして真に臨床で役立つ知識と技術』を提供できるようセミナーを企画していきます。

今屋先生、八木先生、園部先生、本当にありがとうございました。

投稿日:2019年12月20日