2019年630日(日)in川崎産業振興会館で私の考える膝関節・足関節の理学療法がありました。講師は、赤羽根 良和先生と園部 俊晴先生のお二方でした。

今回は、赤羽根先生が『膝関節』、園部先生が『足関節』についての講義でした。本当にお二方の内容は、毎年リニューアルされていて大変勉強になります。

これだけは、間違えないでください。昨年話している内容が違う訳ではありません。より良いもの、より結果の出るものを追求しているからこそ内容が変わっています。

赤羽根先生、園部先生の内容は、何回聞いても本当に勉強になります。

赤羽根 良和先生

『私の考える膝関節の理学療法』

についてご講義して頂きました。

赤羽根先生の講義は、

膝関節を診る上で重要な機能解剖学についてでした。また膝関節の前面・後面・内外側に分けた評価の仕方も解説してくれました。特に各筋肉を鑑別する評価方法は、赤羽根先生が独自に考案されたものがあり、大変参考になりました。この考え方は、どの関節にも応用できると思います。

また、最近赤羽根先生は伸展制限の改善について調べているそうです。確かに膝関節伸展制限は臨床で最も多いですが、どの筋肉、どの組織にアプローチすれば改善するといった報告はない気がします。赤羽根先生の中では、大腿二頭筋が重要だとお考えだそうです。

次回の足関節も楽しみです。

 園部 俊晴先生

『私の考える足部・足関節の理学療法』

についてご講義して頂きました。

園部先生の講義では、園部先生が実際の臨床で診ている、足部・足関節を診る上での原則について解説してくれました。

園部先生は、足部・足関節疾患において5つに分類して考えているそうです。回外障害、回内障害、背屈障害、底屈障害、扁平障害の5つです。その中でも、臨床的に多い回内障害、背屈障害、底屈障害について実症例を交えながら詳しく解説して頂きました。

どの障害においても、まず痛い組織を断定する。そしてその組織に負担をかけた力学を考えていくことがとても重要だと感じました。

足部・足関節障害は苦手意識を持つ疾患であると思います。そんな中でも痛みの改善の糸口となったのではないでしょうか?

コラボアンサー

今回のコラボアンサーも本当に多くの質問を頂きました。最近質問者の中に、柔道整復士や鍼灸師の先生が多いんです。本当に皆さんが真の臨床に向き合っているからこそ、疑問に思う質問ばかりでした。個人的には大変興味深い内容が多かったです。

特に質問の中で重要だと感じた内容は、『足の痺れは評価をどうするか?』です。

本当に病院に勤務していると、足の痺れが生じる人が多いと思います。また我々も腰からきていると思いがちだと思います。(MRIで狭窄があるからといって、そのせいにしてはいけません。)しかし、園部先生の回答からもあったように、足関節から生じる症例が多いということが理解頂けたのではないでしょうか?

また『反張膝に対してのアプローチはどうしますか?』っといった質問に対しても、赤羽根先生より素晴らしい回答がありました。反張膝があるからといって、曲げる方向や関節の制動を強くしたら良いというわけではありません。上下関節の位置関係が重要だということです。

このようにコラボアンサーを通じて、真に役立つ知識を皆さんと一緒に共有して行きたいと思います。

次回は、12月に赤羽根先生が『足関節』、園部先生が『膝関節』です。

おそらく、この時に園部先生より腸脛靭帯の上のタイプと下からのタイプについての説明があると思います。私も非常に楽しみです!!